IOCのバッハ会長が来日され、来年夏のオリンピック開催に向け連携を確認したしたそうです。
日本では連日1,000人を超えるコロナ感染者が発生しているのに、大丈夫なのでしょうか?
東京オリンピックのために建設した施設、協賛企業から集めた協賛金、あるいは日々厳しい練習を続けている選手たちのことを考えると、主催者側には中止という選択肢は無いのかも知れません。
開会式が無観客ということは無いでしょうが、応援や歓声で声をからす風景は見られるのでしょうか?炎天下の国立競技場ではマスク着用での観戦になるのでしょうか?
詳細はこれから決まるのでしょうが、無理に開催しパンデミックが発生しないことを祈るばかりです。
衛生先進国の日本
ところで、先々週のブログで書きましたが、日本は衛生状態が世界一と言われています。外国生活が40年以上になってしまった私から見てもこの点に関して異存はありません。
フランスのカフエやレストランでは従業員が土足で食卓に上る(その後、テーブルを拭きますが)ことは至極当然のように見かけられます、まあ家に土足で上がるお国柄ですから。
また、フランスではお金を徴収しているにも拘らずレストランやカフエのトイレが不衛生な場合が多いです。ましてや駅などの公衆トイレは言わずもがな。なおカフエのトイレの場合、“手洗い”が近く無い所があったように思います。
一方、タイのレストランや屋台ではお金を触った手で、そのまま調理を続ける光景は珍しくありません(屋台の場合はほぼ)。また、タイでは“蠅叩きは不衛生である”という意識が無いのではと思われる光景をしばしば見ます。
こうして見てきますと、日本とそれ以外の国では、何が不衛生で、何が衛生的であるかという基準が根本的に異なるのではないかと思えてきます。
では、その衛生基準が高い日本で、なぜコロナの感染を防げないのでしょうか?筆者は不思議でなりません。
忘年会シーズン、ご注意下さい
この時期に“すすきの”などの繁華街に繰り出すのは、無謀、危険極まりない行為であることは明らかです。でも、コロナ騒動が発生して以来、多くの方々は様々な面でストレスの多い日々が続いており、ついつい濃厚接触で日頃の鬱憤を晴らしたくなるものです。
しかし、そこに落とし穴があるのではないでしょうか?コロナに限って、“自分だけは大丈夫”は通じないようです、くれぐれもご用心下さい。
そして、いよいよ忘年会のシーズン到来。二次会、三次会で“歌舞伎町”や“すすきの”などの繁華街に繰り出す方も多いかと思います。マスク着用でカラオケやキャバクラは風情が無いことは分かりますが、羽目を外さないよう、3密はコロナと隣り合わせであることをお忘れなく。
これも先々週のブログでも書きましたが、タイ保健省が定める新型コロナウィルス感染拡大国リストによると、日本は“低度感染危険国”ではなく、“中度感染危険国”に指定されています。
そのため特別観光ビザを取得されてもタイへの入国は出来なくなってしまいました。このままでは、トラベルバブル対象国からも除外され、一般旅行者の方の入国がますます遠のいてしまいます。
日本在住の方々の努力で、コロナ感染がこれ以上広がらないことを願って止みません。