みなさん、こんにちは
昔々スクンビット・ソイ53に“うさぎ”っていうカラオケがあったとさ
そこで知り合ったICEという女、まったく好みのタイプじゃなかったけど
なぜか指名してなぜかPBしちゃったんです…年齢は30歳
ところが、このICEちゃんとは“あっち”の方の相性がすこぶる良好で
訪タイの度に一緒に過ごし、年齢なりに落ち着いてて気も合ったので
トンローにアパートを借りて、彼女に住まわせてあげることに…
そして、金銭感覚に長けた淫らな関係を…イク~っ!?
そして、何度目かの訪タイのとき、当時、シンガポールに駐在していた
昔の仕事仲間N君が、おいらの渡航に合わせてタイに来ることになり
トンローの居酒屋で再会して飲みまくり、N君の相手探しにタニヤへ…
タニヤ…ご存知のとおり、家庭崩壊のエリアと言われる日本人街です
今はもうなくなってしまったパラダイスというカラオケで2時間
当時は、タイの携帯を持っていなかったので、N君の携帯がICEからの連絡先
途中2回くらい電話があったけど、帰宅時間を伝えて完了してた
帰りのタクシーの中、また着信“タクシーだから・・・今帰るから…”
そしてラマⅣからスクンビット・ソイ26を抜ける辺りでN君が…ポツリ
“電話が鳴り止まないんですけど”そのままシカトでトンローのホテルへ
ホテルに到着して、敷地内の駐車場に目をやると…
見覚えのあるシルエットだなぁ~っていうか、ゼッテー本人
なんでヤツが来てんだろっ?しかも酔ってる風な歩き方…嫌な予感
そして…楽勝で嫌な予感的中!
ベロベロのICE “お前の女はどこだぁ~?”くらい叫んでる…最悪だな
なんとかタクシーに乗せて、アパートまで帰ったけど、怒りモード全開で
床に自分の携帯を叩きつけて、木っ端微塵に破壊した…おいおい!
部屋に戻ってからが大騒ぎで、チャーンビール大瓶をラッパ飲みし始め
なんとベランダに乗って、隣接する隣のビルの屋上にもう片足をかけた
ビールをラッパ飲みしながらビルをまたぐ女参上!
地上7階、落ちれば間違いなく【死】
日本の会社のこと、Gダイに載っちゃうなこりゃ…頭がグルグルした
グランドハイテックタワー。隣接する小さな建物を股にかけたんです
こりゃもう無理と、セキュリティーを呼んで、ICEを部屋に引きずり込む
ベランダに鍵をかけて、ドアのところでセキュリティーに礼を言って
振り返ると…鎮痛剤ひと瓶一気飲みしたがった…はぁ~終わったなぁ~
トイレに連れて行って、指を突っ込んだけどなにも出てこない
いざ、救急病院へ直行!アパートから車で5分のカメリア病院へ…
救急治療室、医師に一気飲みした薬のビンを見せる…そのままおいらは
待合室で待たされた…表に出てタバコをふかしながら、その日を考えた
友人との飲みには彼女も誘ったし、いつでも連絡は出来る状態にしていた
酒のせいもあっただろうけど、嫉妬して勝手にブチ切れられては付き合えない
答えは・・・制御不能な嫉妬&酒乱=おしまい…なーんだ、簡単じゃん
しばらくして医師に呼ばれ、胃洗浄をしたかもう大丈夫と…ホッ!
念のため一泊することになったICE,会計に行って金を払ってから
一緒に病室へ…やっとこれで帰れる(付き添う気持ちなし)と思ったら
ナースが“あなたのベッドも用意しましたからぁ~泊まってってね”
“泊まってってね”…違う場面で言われたかったよぉ~おいらも帰れないの?
うそだろぉ~おいらはバンコクに遊びに来てんだぜぇ!頼むよぉ~帰りたい
トイレも付いてる広い個室…夜中にICEは何度もゲロった
介抱はしたけど、かける言葉も見つからなかった…帰りたい、遊びに行きたい…
翌日の昼ごろに退院…荒れ果てた感のあるアパートへ戻る
部屋を片付けながら、スーツケースに荷物をまとめ“日本に帰るよ”
まだ3日ある滞在、これ以上の面倒は無理…どこかホテルに行こう!
ICEは悲しいタイソングをかけながら泣いてた…アホかと思った
翌月分までの家賃を渡して部屋をあとにした…祝! Finish
そして初タイで泊まったマンダリンにチェックイン…お~懐かしい~自由だぁ~
窓から見えた、バンコクの下町っぽい景色を今でも覚えてる
そんでもってタニヤで3日3晩、遊びまくって帰国したのでした
とっぴんぱらりのぷー(めでたしめでたし)なのかな?…お疲れさんっ!