先週末はロイカトーン、パタヤ・ビキニラン、ハロウイーンと催し物があり、そこそこの賑わいはあったようですが、夕方まで雨に祟られたせいか今一つの盛り上がりのような気がしました。
それにしても、平日のパタヤはハイシーズンにもかかわらず閑散としています。
前回のブログで“シャッター街(通り)”という表現を使いましたが、平日のパタヤを歩いていると“人がいない”という事実を実感します。下の写真は、筆者がRoyal Garden前で撮影したものです。
ビーチのデッキチェアがガラガラ。そしてRoyal Garden前を歩く人もほとんど無し。いくら平日でも信じられない、『これがハイシーズンのパタヤ!?』と思わず自分の目を疑ってしまいます。
そんな状況下で出てきたのが“パタヤモデル”です。
パタヤモデルとは?
以前、このブログでも取り上げましたが、当初は“プーケトモデル”という案が提唱されていました。
これは14日間の隔離期間内でも快適に過ごしてもらおうと“ウェルネス・検疫”と称して近くのビーチ、マッサージ、SPAを訪問できるようにするという計画でした。
しかし、残念ながら観光業に携わっていない一般の方々から反対の声があがり頓挫しています(今週、プラユット首相がプーケットを訪問され現地を視察されるようです)。
そこで、プーケットと並んでビーチリゾートとして名高いパタヤが独自の勧誘を進めるようです。これに呼応するかのようにAvani Pattaya Hotel&SPAがALQ(Alternative Local Quarantine)に認められました。料金は3食付で65,000バーツからとなっているようです。
ところでこの“パタヤモデル”、ターゲットは長期滞在型のロシア人観光客、そして長期滞在をされる中国人観光客だそうです。昨年、ちなみに中国からパタヤを訪れた観光客の数は300万人、ロシアからは100万人だそうです。やはり“数は力なり”のようです。
“パタヤモデル”の詳細はまだ明らかになっていませんが、国籍を問わずパタヤを訪れる人が増え、パタヤに活気が戻るのを待つばかりです。
猛威を振るうコロナ
それにしても衰えを見せないコロナの感染状況です。
特に欧州の主要国での広がりとその対応は、コロナ騒動の初期以上かと思えます。少しだけ列記しますと以下のようになります。
イギリス | スーパーを除く商業施設の営業停止 |
ドイツ | 飲食店、娯楽施設の営業禁止 |
フランス | 飲食店の営業禁止、外出制限 |
ベルギー | スーパーを除く商業施設の営業停止 |
スペイン | 非常事態宣言発令 |
イタリア | 午後6時以降、飲食店閉鎖 |
日本は、感染者数よりもJALやANAで働かれている従業員の方々の出向に関する話題が大きく取り上げられていますが、経済活動再開に向け隔離期間を含めた入国規制が緩和されつつあり、今後の感染者数の推移が気になるところです。
相関関係はまだはっきりしないようですが、インフルエンザが流行する冬場を迎えるに当たり、一人一人が感染しないよう心掛け、少しでも早くコロナ騒動を収束させたいものです。