現在、タイ入国のためには“入国許可証”の申請・取得が必要です。しかし、日本語版は無く英語で書かれており、しかもなかなか分かり辛い内容です。
そこで、今日は、入国許可証の申請・取得に関する解説です。
なお、画像をクリックされます、拡大画像をご覧いただけます。
目次
入国許可証申請登録
まず、下記のサイトを開いてみて下さい。
https://coethailand.mfa.go.th/regis/step?language=en
色々書いてありますが、入国許可証の申請・取得のポイントとなる個所は下記③の部分です。
申請される方は、先に航空便、ASQ(タイ政府代替政府検疫施設)、医療保険を予約・購入しなくてはならないという点です。
そして、下の部分に✔を入れ、Nextをクリックすると申請用紙が出てきます。
順を追って見ていきます。
オンラインで申請される場合は、在日タイ大使館、在大阪タイ領事館、在福岡タイ領事館からの選択になります。
これで、Resister をクリックしますと申請のページに進みます。
次のページは、虚偽の記入はありませんという誓約書ですので、最下段の青色のConfirmをクリックして下さい。
申請書への記入です
さて、いよいよ本格的な申請のページに入ります。順番に見ていきましょう。
個人情報の記入です
緊急連絡先の記入です
お疲れ様でした。記入はここまでです。
最後は書類の添付です。
添付書類
まず、パスポートの写真のページの画像を添付します。
次にその他の添付書類ですが、現在入国するには何らかのビザの所持が必要です。Retirement VISA、Reentry Permitをお持ちの場合はその画像を添付します。VISAをお持ちでない方は、VISAの申請が必要です。
また、航空便、ASQ(タイ政府代替政府検疫施設)、医療保険を予約・購入が完了していることを証明する書類の画像もここに添付します。
送信
いよいよ送信です。
Saveをクリックされますと、注意書きが出てきます。
Confirmをクリックされますと訂正が出来ませんので、もう一度見直してからConfirmをクリックして下さい。
訂正がある場合はEditをクリックして下さい。
なお、申請手続きにはおおよそ3日かかると記載されていますが、結果はインターネットで分かります。
2ページ目の再下段、“Check the result”をクリック。
パスポート番号、氏名などを記入されますと結果が分かります。
なお、入国許可証もPDFでメールにて送られてきます。
最後に
なかなか、面倒ですが、この入国許可証の取得が出来れば、もうタイへの入国は目前です。
但し、タイは頻繁に入国基準の見直しを行っています。入国許可証の申請・取得を希望される場合は、必ず最新の情報を最寄りの大使館・領事館で確認されるようお願い申し上げます。
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↓下記は在京タイ大使館ホームページの転載となります↓
2020年12月タイ国籍を有しない者のタイ王国入国への特別便
注意:2020年12月に以下の便の運航を予定しております。
※ 入国許可証(COE)申請登録の前に、下記各航空会社のリンクから航空券をご購入下さい。
(11月10日午前10時より受付開始)
(11月11日午前10時より受付開始)
(11月17日午前10時より受付開始)
(11月17日午前10時より受付開始)
(11月10日午前8時より受付開始)
(11月24日午前10時より受付開始)
(11月24日午前10時より受付開始)
(11月11日午前10時より受付開始)
(12月1日午前10時より受付開始)
(12月1日午前10時より受付開始)
(11月11日午前8時より受付開始)
(12月8日午前10時より受付開始)
1. 入国許可証 (COE)
1.1 タイ民間航空局(CAAT)は現在、タイ王国に入国する国際旅客便を制限しています。タイ国籍を有しない者がタイに渡航する場合、事前にタイ政府が許可した特別便のみ認められます。したがって、これらの便で渡航を希望するタイ国籍を有しない者は入国許可証(COE)を申請し、一定の条件を満たさなければなりません。
1.2 COE申請に必要な書類
(1) パスポートのコピー(生体(顔写真)ページ)
(2) パスポート内のビザ、もしくは再入国許可証印があるページ
まだビザもしくは再入国許可証を所持していない方は、ビザ予約のご案内(こちら)をご確認後、ビザ申請予約(こちら) をしてください。ビザの予約をした方はCOE申請が可能です。12月のVISA申請予約は、11月17日(火)にVABOシステムより予約可能になります。
以下のCOE申請手続きではビザの代わりにビザ申請予約確認書を使用してください。ビザ取得後は必ずパスポート内のビザが必要になります。
(3) 航空券、もしくは予約確認書 (E-Ticket Reservation)
(4) 記入済みの申告書(Declaration Form) こちらからダウンロード
(5) 滞在期間中の10万米ドル以上もしくはそれに相当する治療補償額の英文 医療保険証。1年以上タイで滞在を希望する場合、医療保険期間は1年以上でなければなりません。また、海外医療保険証には新型コロナウイルス関連疾病治療費を付保することを確認し、明確に記載しなければなりません。
(6) 医療行為を受ける目的で渡航する方以外は、14日間隔離施設(ASQ)(http://www.hsscovid.com/)の予約確認書
(7) 入国の理由を示した書類:
就労もしくはビジネス(投資)目的:
Ø パスポート内のノンイミグラントビザBまたはノンイミグラントビザIBのページ
永住者:
Ø 在留証明書及び再入国許可証印のコピー
タイ国籍を有する者の家族:
Ø タイ婚姻証明書(配偶者の場合)、タイ出生証明書(子供の場合)、もしくはタイ国籍を有する者との親子関係を示す公的証明(親の場合)
就労者の家族:
Ø 戸籍謄本
Ø 以下のいずれかの書類のコピー
1. タイ労働省発行の就労者の労働許可証
2. タイ労働省発行の就労者のForm WP3(労働許可証の事前審査受理書)
3. タイ投資委員会(BOI)が発行した就労者の証明書
4. 就労者の Industrial Estate Authority of Thailand (IEAT) の証明書
学生・留学生:
Ø タイ教育省の認可を受けた教育機関が発行した在学証明書もしくは入学許可証のコピー
Ø 親もしくは保護者と渡航する場合、親もしくは保護者は、その学生との関係を示す公的証明書(戸籍謄本等)を提示しなければなりません。
医療行為を受ける目的で渡航する方:
Ø 病院の代替隔離施設(AHQ)[1]に指定されたタイの医療機関から発行された渡航者を受け入れて治療し、14日間以上の期間医療機関内で隔離を行うための場所を確保したことを示したタイ保健省健康関連サービス推進局の公印がある証明書(見本)
Ø タイで発生される全ての医療費用に見合う残高を証明するもの
Ø 近親者に関して、タイ保健省健康関連サービス推進局の公印がある渡航同行・支援証明書のコピー(見本)
タイ・プリビレッジ・カード (Thailand Privilege Card) 保有者:
Ø 有効なタイランドエリートカード
Ø タイランド・プリビレッジ・カード社 (Thailand Privilege Card Co., Ltd. / Thailand Elite)、またはタイ王国観光・スポーツ省、または関係政府機関発行の書類
メディア制作または撮影目的の場合:
Ø タイ王国観光・スポーツ省観光局タイフィルム事業部発行の許可書のコピー
長期滞在ビザ(O-AまたはO-X)保有者:
Ø 有効なO-A、またはO-Xビザのコピー
Ø 有効な再入国許可印および滞在許可印ページのコピー (もしあれば)
Ø 居住証明書 (もしあれば)
有効なAPECカードを保有し、日本からタイに渡航する日本国籍者 :
Ø 有効なAPECカードの両面のコピー
観光ビザ(TR)所持者
Ø 有効なTRビザのコピー
ノンイミグラント-O(年金受給者)所持者もしくはリタイアメントビザの再入国許可証所持者
Ø 有効な์ノンイミグラント-O ビザのコピーまたはリタイアメントビザの再入国許可証
1.3 なお、COE及びビザのみではタイ入国を許可するものではありません。以下の3.(出国する空港及びタイ入国時に提示する書類)と4.(タイ入国における必要条件)の詳細をよくお読み下さい。
2. COE申請手続き
2.1 有効のビザもしくは再入国許可を持っていることをご確認下さい。ビザをまだお持ちでない方で、ビザ申請予約をした方は、予約確認書を代用してください。ビザ取得後は必ずビザのページをお送りください。
2.2 全ての申請者は必要書類をPDF形式で以下のいずれかのEメールにお送りください。全てのファイルに名前を入れて添付ファイルにてお送りください。例えば、1 passport photo, 2 visa or re-entry page, 3 air ticket, 4 declaration form, 5 health insurance, 6 ASQ reservation, 7 reason for entry
2.3 メールを送る際は、件名を必ず【渡航希望日 :: 渡航目的申請者名(英語)】と記載してください。
例 1 December 2020::Business::Mr.Taro YAMADA
1 December 2020::Business Family Member::Mrs.Sakura YAMADA
2.4 下記のメールアドレスのいずれかに必要書類をご送信下さい。
(1) 在東京タイ王国大使館 econ.tyo@mfa.mail.go.th
(2) 在福岡タイ王国総領事館 visa.fuk@mfa.mail.go.th
2.5 メールを送信後、全ての申請者はこちらのリンクにて必要情報をご登録下さい。
出発日(便名) | 登録リンク | 登録締切日 |
2020年12月3日 (TG643) | Google Form 1 | 2020年11月24日 |
2020年12月4日 (JL031) | Google Form 2 | 2020年11月25日 |
2020年12月6日 (TG643) | Google Form 3 | 2020年11月26日 |
2020年12月10日 (TG643) | Google Form 4 | 2020年12月2日 |
2020年12月11日 (NH847) | Google Form 5 | 2020年12月3日 |
2020年12月13日 (TG643) | Google Form 6 | 2020年12月4日 |
2020年12月17日 (TG643) | Google Form 7 | 2020年12月9日 |
2020年12月18日 (JL031) | Google Form 8 | 2020年12月10日 |
2020年12月20日 (TG643) | Google Form 9 | 2020年12月11日 |
2020年12月24日 (TG643) | Google Form 10 | 2020年12月16日 |
2020年12月25日 (NH847) | Google Form 11 | 2020年12月17日 |
2020年12月27日 (TG643) | Google Form 12 | 2020年12月18日 |
※書類に不備がある、もしくは登録締め切りを過ぎた申請は無効とみなされます。
2.6 ご出発日の約4営業日前にCOEがメールで送られます。
3. 出国する空港及びタイ入国時に提示する書類
3.1 ビザもしくは再入国許可証印があるパスポート
3.2 入国許可証(COE)
3.3 記入済みの申告書 (Declaration Form) (原本)
3.4 英文の搭乗可能健康証明書(Fit to Fly or Fit to Travel Health Certificate)(原本)
3.5 渡航前72時間以内に発行された英文のRT-PCR検査による新型コロナウイルス非感染証明書[1] (原本)
3.6 新型コロナウイルス感染症及び関連疾患の治療費を含む10万米ドルもしくは1,100万円以上の治療補償額の英文医療 保険証。
3.7 ASQホテル予約確認書
4. タイ入国における必要条件
4.1 新型コロナウイルス感染拡大により、全ての渡航者はタイ入国時にT.8 formを記入しなければなりません。タイ空港公社(AOT)の携帯アプリhttps://aot-app.kdlab.ai にてオンライン登録ができます。
4.2 タイ入国において、全ての渡航者はタイ当局に指定された医療従事者から医療検査を受け、14日間以上の隔離施設(ASQ)にて検疫隔離を行うよう要求されます。
2020年11月9日
電話番号は以下になります。
在日タイ大使館
03-5789-2433
在日大阪領事館
06- 6262-9226,06-6262-9227
在日福岡領事館
092-739-9088