アヌティン保健大臣は、タイを医療目的の主要なマリファナ市場として宣伝し、娯楽目的でタイを訪れることを目的とした外国人観光客を歓迎しないと述べています
大臣は8月17日(水)、外国報道機関のインタビューに応じ、タイにおける大麻市場の初期収益が約15億米ドルに達し、非犯罪化の初年度以降は2-3倍に成長すると予想しています。
また、タイは医療用の大麻・ヘンプにのみ力を注ぎ、娯楽用の使用は現在推進していないことを改めて強調しました。そのため、大麻を吸うためだけにタイを訪れる外国人観光客からは敬遠されることになりそうです。
「タイでは大麻は自由で、どこでも吸えるというのは間違いで、事実ではありません。そして、私たちはそのような観光客を歓迎しません。むしろ、観光客にはタイに来て、私たちの文化や伝統を理解し、私たちの国の美しさを見てほしいのです」と大臣は語りました。
しかし、将来的に大麻の利用が十分に理解されるようになれば、娯楽目的が導入される可能性が有ると大臣は付け加えました。
さらに、同国の大麻政策には、現在医療目的での大麻使用を研究しているマレーシアも関心を寄せています。同大臣は、来週開催されるASEAN保健大臣会合で、マレーシアの保健大臣とこの問題について議論することも予定されています。