🇹🇭タイで提案された観光税がまたもや頓挫!8月から9月に導入予定の300バーツの観光税導入は未定に❣️
2022年5月4日
プラユット首相は、ほとんどの外国人観光客に課される300バーツ(9米ドル)の新税の導入日を未定にした。首相は8 月か9 月の開始日がスポーツ観光省によって示されていたにもかかわらず、機構が複雑で、より多くの議論が必要と記者会見で述べた。首相は、外国人観光客の急増は、課徴金なしで年間を通じて国民所得が着実に増加することを意味すると強調した。
この観光税は、旅行業界では意外と知られていない。航空会社は国際線航空券の料金に追加料金を含めることが期待されるが、タイ国民、外交官、2歳以下の子供、外国人労働許可証保持者を除外する方法にしなければならない。しかし、ほとんどの外国人(エリートカード保持者、退職者、タイ人と結婚している者も)は、観光客でなくとも支払い義務が生じる事になる。航空会社の中には、この導入に伴う官僚的な複雑さが困難と指摘するところもあった。
さらに、税収の80%は観光地の整備に充てられるが、その一部は観光保険に充てられると主張する政府関係者もいて、大きな混乱が生じていた。実際には、このルートで外国人にコロナ保険や一般医療保険を提供する意図はなかった。対象は、死亡保険金や爆弾テロなど、休暇中の危険な状況に限定されたものだった。このような稀なケースであっても、保険金請求が病院側で実際にどのように処理されるのか、説明されることはなかった。
さらに未解決の問題は、最近国際的な観光客の往来が再開された陸路の国境で、どのように税を導入するかということである。入国審査場に設置されたキオスク端末で徴収するという案しかない。しかし、多くの外国人は小銭を持っていなかったり、自国通貨で支払おうとしたりするため、外国人旅行者と地元旅行者の両方が大行列を作る事になる。英国在住の旅行代理店、グレッグ・ワトキンス氏は、「タイ観光は、テスト&ゴーの終了後、かなり順調に回復している」と総括している。今一番必要なのは、混乱、迷惑、微笑みの国の悪評に理想的な複雑な入国税だ “という。