10月20日(火)、やっと中国からの観光客39名が特別観光ビザにて来タイされました。コロナ騒動後、初の海外からの観光客の訪タイです。
スワンナプーム空港到着後、バンコク市内の隔離施設で14日間の検疫を行い、その後バンコク近郊のビーチ(パタヤ?)へ移動とのこと。合計で30日間の滞在予定だそうです。
しかし、バンコク市内の隔離施設で14日間というのはなかなか厳しい状況と想像致します。その間、王宮(ワットアルン)などの観光は無く、ましてやマッサージや夜のお楽しみは当然のことながらご法度でしょうし。なかなか辛い2週間かと思われます。
ただ、このようなことを書くことは大変憚られるのですが、隔離期間中に隔離施設からこっそり抜け出し夜遊びをし、問題を起こしはしないか心配です。何しろ遊びに来られているのですから、14日間も病人扱いされ、缶詰め状態というのは“酷”な気がします。
なお、来週10月26日(月)にも中国から観光客の方が来られる予定です。これらの観光客の方々によるコロナの感染などの問題が無ければ、徐々に規制が緩和されるようです。
トラベルバブル でも、まずは中国から
そして、外国人旅行者の来タイに伴い、チョット忘れられていたトラベルバブルが再度話題に上るようになり、タイ政府は、まず中国と話し合いを開始するとのこと。もちろん、先にお話し致しました特別観光ビザで問題が発生しないということが大前提となりますが。
中国が口火を切れば、あとは日本や韓国といった国々にもトラベルバブルの協定が波及されることが容易に予想されます。
ただ、数多くの日系企業が進出し、タイの経済に大きく寄与しているのに、中国が優先されるのは少々残念な気がします。しかも、今回のコロナ騒動の発端になったと思われる中国からというのは以外。。。。
もっとも、日本ではまだまだ連日のようにコロナの感染者が発生しておりますし、EU諸国はコロナが再び猛威を振るっておりますので対象外かと(フランスでは夜間外出が禁止になったようです)。
そして、やはり中国からの旅行者の方の数は圧倒的ということでしょう、これはもう桁違い。日本と比較しますと横綱と幕下の違いがあるかと思われます。何しろタイを訪れる観光客の約25%を中国人が占めるそうです。
中国の団体の方々が利用される大型ホテルの隣には、まずコンビニがあり、そのコンビニには中国語が堪能な店員がいます(時々『没有(メイヨー)』しか言えない店員さんもいるようですが)。これには驚かされます。
日本人の方が多数宿泊されるホテルなどには、日本語の分かるスタッフの方がおられたりしますが、コンビニに日本語の堪能な店員はまずおられないかと。
やはり敵いませんね。
入国規制の緩和を願うばかり
何はともあれ、外国人旅行者の来タイが再開されました、やっと。少し安堵しました。
今回の特別観光ビザによる観光客の訪タイにより、検疫で陽性の方が出たり、許可なく外出したり、ましてや隔離施設から逃走をしたり、といったような問題が発生する事無く予定が消化され、入国規制の緩和が順調に進むことを願って止みません。
年末・年始は無理でも、来春には皆様にお目にかかれるかもしれません。その日をオールパタヤ・スタッフ一同、心から楽しみにしております。