『コロナ騒動の収束はいつ?』

ハイシーズンを迎え特別観光ビザを承認

雨期も終わりに近づいて来ました。

夜中に雷を伴う激しい雨が何日か続くと、タイは雨期から乾期に変わります。乾期はタイのハイシーズン、いよいよ待ちに待った観光シーズンの到来です。

しかし、今年はどうなるのでしょうか?

最長270日まで滞在可能な特別観光ビザがタイ内閣で承認されました。話題の“プーケットモデル”は10月から実施されそうな気配ですが、開始日はまだ決まっておりません。

ただ、特別観光ビザでタイを訪問する観光客は、週に100人~300人、1か月で1,200人と予想されています。

えっ、一週間にたったの100人~300人、1か月でわずか1,200人あまり。観光客の少なさに驚かれている方も多いかと思います。人数が多くなると“管理”難しいからでしょうか?。

11月に特別な祭日を作る迷案も

タイ政府内では、『隔離制度を撤廃しないと、海外からの観光客は望めない』というような正論もあるようです(まさにその通り!!!!!)。しかし、検査によって陽性となられた方々は海外からの帰国者・訪タイ者にほぼ限られていますので、無条件に国境を開放することにはまだまだ抵抗があるようです。

パタヤの平日は閑散としており、夕方になるとどこからともなくホームレスが出没します。

この状況が今後も長く続くと、パタヤは失業者で溢れてしまい治安が悪化することが心配です。

政府内では、国内旅行推進のため、祭日の無い11月に新たに祭日を設けるという珍妙な案が出ているそうですが、これは特別観光ビザと同様、“焼け石に水”と感じます。1日や2日、休日を増やしても根本的な解決にはならないかと思いますが、如何でしょうか?

コロナ騒動、いつ終わる?

ところでこのコロナ騒動、多くに方々は“いつどのような形で終わるのか?”ということに関心があるかと思います。

NHKの中村幸司解説委員の言葉を引用させて頂きます。

『シュウソクには“終息”“収束”がある。世界中から感染者がいなくなる“終息”はおそらく難しくて、“収束”を目指すということです。“収束”はどういう状態かというと、感染する人はいるけど、ワクチンや治療薬で重症化したり死亡したりする人を減らして、ある程度、普通の病気と言えるくらいまでこの感染症による健康被害を抑えられるようになること。ウイルスの見えづらさからすると、世界の一部の地域で感染を抑え込んで、一部の地域では感染が続いているという状況にはならない。結局のところ地球規模で“収束”させることができないと“収束”って言えない

 上記の見解ですと、この“収束”が確認される(=普通の感染症になる)まで、14日間の隔離とマスク着用が続く気配です。

一般旅行者の方々が日本からお越しになられるのはまだまだ先になりそうです、残念ですが。