ウォーキングストリート(WS)とは、パタヤ・ビーチロードから伸びる、約800mほどの通りです。
パタヤ随一の歓楽街として知られるウォーキングストリートには、ゴーゴーバーやディスコをはじめとした夜の娯楽施設、マッサージ、海辺の飲食店など様々な施設が軒を連ねています。
パタヤで最も”非日常”が詰まった場所であり、パタヤ旅行でウォーキングストリートを訪れないわけにはいかない!とまで言えるメインエリアです。
パタヤ旅行を計画している人の中には、ウォーキングストリートから近い立地のホテルでの滞在を検討している人も多いでしょう。
そこで今回の記事では、弊社オールパタヤの厳選ということで、ウォーキングストリート徒歩圏内に位置する5軒のおすすめホテルを紹介します。
いずれのホテルも価格帯や特徴が異なります。あなたに合う最適なホテルが見つかるでしょう。
ウォーキングストリート近くのホテル選びのポイント。少し離れた徒歩圏内のホテルに滞在しよう!
ウォーキングストリートは歓楽街でありながらも、通りの中には複数のホテルが存在します。
単純に「パタヤ旅行の主目的がウォーキングストリートで遊ぶことであれば、ウォーキングストリートの中にホテルに滞在するのがベスト!フットワークが軽くなる」と思うところでしょう。しかし、ちょっと待ってください。
筆者も幾度となくウォーキングストリート内(あるいは至近距離)のホテルに滞在した経験がありますが、ウォーキングストリートに近すぎるホテルは絶対におすすめしません。
なぜなら、夜20時頃〜朝4時頃までウォーキングストリートからの爆音が部屋に響き渡るからです。
バンコク・カオサン通り内のホテルに滞在した経験がある人は、その時のことをよく思い出してください。あのくらいの爆音が夜中中鳴り響きます。
そのため、ウォーキングストリートで遊ぶことが主目的であっても、ウォーキングストリートから少し離れた(徒歩圏内の)ホテルに滞在するのがベストです。
本記事では、上記の立地に関するポイント、また宿泊料金をできるだけリーズナブルかつコスパが高いホテルのみを厳選して、以下リストの5軒に絞っています。
- 紹介するホテル / 番号❶〜❺
- 青色のカクテルマーク / ウォーキングストリート入り口
- 青色の船マーク / ラン島行き船乗り場
いずれのホテルもウォーキングストリート徒歩圏内です。一番遠いホテル(番号❸)でも、ウォーキングストリートまでは徒歩10分ちょっとでアクセスできます。
ビーチロードを走るソンテウ(乗り合いタクシー)に乗れば、ものの5分でアクセスできるという好立地。
これ以上、立地がウォーキングストリートから離れると、若干の不便を感じるでしょう。
番号 | ホテル名 | 宿泊料金 / 泊 |
❶ | アサナ ホテル レジデンス (Asana Hote Residence) |
5〜7,000円前後 |
❷ | アヤブティック ホテル パタヤ (AYA Boutique Hotel Pattaya) |
5,000〜 7,000円前後 |
❸ | シーミー スプリングホテル (Sea Me Spring Hotel) |
5,000〜 7,000円前後 |
❹ | サイアム ベイショア リゾート パタヤ (Siam Bayshore Resort Pattaya) |
10,000〜 15,000円前後 |
❺ | アヴァニ パタヤ リゾート (AVANI Pattaya Resort) |
15,000〜 20,000円前後 |
❶ ファシリティは乏しいが居心地抜群!定宿にしたくなる「アサナ ホテル」
ウォーキングストリートから徒歩約8分、ホテル真裏にはソイブッカオが伸びるという好立地に位置する中級ホテル「アサナ ホテル」
残念ながらプールやジムといったファシリティは皆無であるため、ホテルライフに関しては高級リゾートに比べると満足度は低いホテルです。
しかし、この立地の利便性、そしてホテル周辺環境は抜群。ファシリティが皆無とは言え、プール遊びやジムが不必要の人であれば真っ先におすすめします。
周辺環境の利便性においては、パタヤ随一と言えるかもしれません。
まず、ホテル向かいにはセブンイレブンとトゥッコム(お土産探しに最適な電脳街)、パタヤで最もレートが良い両替所「T.T Currency Exchange」、さらには日本食屋、深夜まで営業している屋台群まであります。
深夜だろうといつでも腹を満たせますし、両替やお土産探しなどを含めた旅行に必要な施設も全てがホテルの向かいに勢揃いしているのです。
今回パタヤで久々に泊まったアサナホテル。やはり良かった。
WSとブッカオに近く、向かいにはTTやトゥッコム、セブンや深夜まで営業の屋台群あり。1泊6千円ちょいで48㎡バスタブ付きの綺麗で広い部屋。
立地が良すぎてアテンドも楽だった。
ちなみに開業当時はあったショボいプールは完全撤去されてた pic.twitter.com/iMQMsivN3E— リーさん🇹🇭WEBライター (@AsiaThailand208) November 20, 2023
シンプルながらも広さのある客室もGOOD
客室は1泊5,000〜6,000円の割には綺麗で、48平米という十分な広さもあります。
清潔かつ、大人二人でも入れる大きさのバスタブを完備。ウォーキングストリートでペイバーしたタイ人女子と仲良くバスタイムも楽しめます。
木目調で清掃が行き届いた清潔感のある部屋もGOOD。ソファーなども完備しているため、部屋でまったり過ごすも良しです。
残念ながらファシリティに加え景観も乏しく「リゾート感」とは程遠いホテルではあるものの、「とにかくコスパの高さと立地の利便性のみにフォーカスしたホテル」を探しているのであれば、間違いなく第一候補に入れて良いホテルです。
アサナ ホテル&レジデンスの詳細については、以下の宿泊レビュー記事も参考にどうぞ。
❷ 日本人御用達の人気ホテル「アヤブティック ホテル パタヤ(AYA Boutique Hotel Pattaya)」
アヤブティック ホテルは、ウォーキングストリートから徒歩わずか9分の場所に位置する中級ホテルです。
ホテルが位置する通りからは、ビーチロードへもセカンドロードへも出られるという利便性、そして弊社オールパタヤが運営する、日本人に人気の「焼肉居酒屋 獏」が1階に併設されていることから、定宿にしている日本人旅行者が多いです。
ホテル1階にある焼肉居酒屋 獏。日本食はもちろんタイ料理などもあり、幅広いメニューが売り。メニューには日本語、タイ語、英語があるため、タイ人と同行でも楽しめる!
ちなみに、周辺のマッサージ屋(健全)には可愛い子が多く、昼間のリラックスタイムも十分楽しめます。
今、健全?マッサージに来てます。なんとどこかの店にいるナミちゃん似の23歳のお姉ちゃん☺️
ちょっと細身ですが、奈落です😍 pic.twitter.com/dHfkO5vR6W— Miyachi 令和🍙 (@Miyachi070205) October 10, 2017
バスタブ付き!タイ人女性とまったり過ごせる清潔な部屋
多くの日本人が定宿にしているだけあり、客室についても申し分なし。
今回筆者が宿泊した客室タイプ「デラックス コートヤード(Deluxe Courtyard)」は29平米で広さは普通ながらも、バスタブ付きかつ開放感のある広くて大きな窓が居心地の良さを高めてくれました。
残念ながらアヤブティックもファシリティは乏しい(プールはあるにはあるが、日当たりが悪く泳ぐ気にはならない)ですが、宿泊料金の安さを考慮すると、この客室の清潔さとグレード、そして立地の利便性だけでも十分に満足できるホテルです。
「初めてのパタヤ旅行なら、まずアヤブティック」
とアドバイスするパタヤ通も多いほどに安定したホテルです。ウォーキングストリートでの夜遊びが目的の人は是非滞在先の候補として入れてみてほしいです。
アヤブティック ホテル パタヤの詳細については、以下の記事も参考にどうぞ。
❸ やや古いが広さ45平米の快適な部屋が特徴!「シーミースプリングホテル」
ウォーキングストリートから徒歩10分ちょっとの場所に位置する中級ホテル「シーミー スプリング」
このホテルも上述したアヤブティックと並び、定宿にしている日本人が多いホテルです。ただ、近年は若干ですが老朽化が目立ちはじめ、やや人気が落ちている印象…。
とは言え、それでも立地の利便性と1泊5,000円前後の宿泊料金を考えると、今でも十分おすすめできるホテルです。
45平米!広くてゆったりした部屋
シーミースプリング最大の特徴は、45平米もある広くてゆったりした部屋。
客室インテリアなどはシンプルではありますが、これだけの広さがあるのは嬉しいです。荷物を床に置いてもまだまだスペースがあります。
ソファーや大きなバスタブも完備。大人二人で入れます。
老朽化が目立ちはじめていると言っても、設備機能に問題は何一つありません。壁紙が一部剥がれていたりとか、いまだに部屋の鍵が大きなキーホルダー付きだったりと「少し古いかなあ…」と感じる程度。
普通に寝るだけならまず不満は感じないレベルです。
広くはないですが、屋上にはパタヤビーチを見渡せるプールを設備しています。
全体的に目立ったデザインなどは施されていませんが、ホテル代を抑えながらもパタヤで思い切り夜遊びを楽しむには十分おすすめできるホテルです。
ちなみに私が初めてパタヤに行った時は、Soi10のシーミースプリングでした✨
どこに行くにも何をするにも最高の立地で、次回3月も予約しました🙂— うつぼ (@haru_utubo) January 7, 2018
シーミー スプリングの詳細については、以下の宿泊レビュー記事も参考にどうぞ。
❹ ラン島行きフェリー乗り場すぐ!豪華なリゾートホテル「サイアム ベイショア」
ウォーキングストリートの最奥、ラン島行きのフェリー乗り場目の前の位置する大きなリゾートホテル。
一応、立地としてはウォーキングストリートの中に位置していますが、騒音については心配不要です。
ウォーキングストリートは奥に行けば行くほど娯楽施設は少なくなり、ホテル周辺にはファストフードやカフェ、コンビニくらいしかありません。そのため、騒音が届かないのがメリット。
ホテルを出れば目の前がウォーキングストリートという好立地です。
また、ラン島へのアクセスが楽なのもメリットです。
特に夜遊び目的でのパタヤ旅行は、日中は暇になりがち。そんな時、フェリー乗り場からラン島へサクッと行き、日帰りで海水浴を楽しめます。
豪華なリゾートホテル
また、ホテル内施設や客室設備に関しても、上記で紹介してきた中級ホテルとは異なり「さすが1泊10,000円レベル」と思わせてくれる、豪華なデザインが迎えてくれます。
また、プールはヤシの木が植えられた南国チック仕様なのもGOOD。
日中は部屋でまったり過ごすも良し、南国風プールで遊ぶも良し、ラン島へ行くも良し!
そして夜は一歩外に出れば、ウォーキングストリートの活気に包まれます。
非の打ちどころがない素晴らしいホテルです。
サイアム ベイショア リゾート パタヤの詳細については、以下の宿泊レビュー記事も参考にどうぞ。
❺ パタヤ中心部に隠れた自然のオアシス「アヴァニ パタヤ リゾート」
ウォーキングストリートから徒歩約9分の場所に位置するリゾートホテル。ホテル内に一歩足を踏み入れると、パタヤの喧騒が嘘かのように思えるほど静寂した空気に包まれます。
パタヤではオーシャンビューやプールを強調したリゾートこそ多々存在します。
しかし、アヴァニ パタヤのように自然があふれるリゾートは数少ないです。ましてやウォーキングストリート近くとなるとアヴァニくらいでしょう。
アヴァニパタヤは、まさにパタヤの隠れたオアシス。1泊の宿泊料金は15,000円以上と高額なのは確かですが、宿泊料金以上の体験ができる素晴らしいホテルです。
どこを見てもエキゾチック!絵になるリゾート
客室の雰囲気、ヤシの木が植えられた広いプール、どこを見ても南国を感じられる素晴らしい雰囲気のリゾートです。
ウォーキングストリートでの夜遊びに限らず、子連れ旅行やカップル、女子旅でも楽しめる素晴らしいホテルです。
そしてホテルを一歩出ると、目の前はビーチロード。
旅行中に立ち寄るであろう施設や店は全て揃っています。
異国情緒満載の南国風リゾートが好きな人は絶対にアヴァニがおすすめです!後悔しない素晴らしいホテルでした。
アヴァニ パタヤ リゾートの詳細については、以下の宿泊レビュー記事も参考にどうぞ。
その他、パタヤビーチロード沿いのオーシャンビューおすすめホテルのまとめについては、以下の記事を参考にどうぞ。
また、パタヤの全てのエリア特徴をまとめた、以下の「パタヤホテルエリアガイド」も是非参考にどうぞ。どのエリアにどのようなおすすめホテルがあるのか瞬時に理解できます。
カップルでパタヤ旅行を計画している人は、以下の記事も参考にどうぞ。カップルに最適な雰囲気抜群のおすすめホテルをまとめて紹介しています。
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【この記事を書いた人】
[タイ一択さん / タイ旅行ブロガー]
タイの旅行情報を専門とするブロガーであり、タイ旅行に関する情報を提供するブログ「タイ一択」を運営しています。ブログは月間PVが40万前後あり、多くの読者に支持されています。パタヤに2年間住んだ経験があり、現在はバンコク在住。月に2回はパタヤを訪れるほどのパタヤ好きで、これまでにパタヤのホテルに100軒近く滞在した経験があります。また、タイ国政府観光庁とのメディアツアーでのコラボレーション経験もあり、信頼性のある情報を提供しています。
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