タイ大手のフォアモスト社が低温殺菌牛乳の生産を中止した事に関しては、小売・卸売市場に合わせての戦略です。
今回のタイでの低温殺菌牛乳の生産中止は、「フォアモースト・タイランド」のページで「フォアモースト」の低温殺菌牛乳が見つからないと問い合わせがあり、「タイで話題になっている商品で、生産中止となった」という回答を得たことがきっかけです。
以前、「フォアモースト・タイランド」のページで、同社が直面している状況をより詳しく説明し、意思決定につなげるために、1956年に設立され、今年6月30日に閉鎖した同社初の工場「ラクシー工場の閉鎖」を発表しました。
タイ卸売小売協会(Thai Wholesale and Retail Association)のソムチャイ・ポーンラタナチャルーン会長によると、同協会はまだ当該製品の生産中止を通知されていないとのことです。 事業者が納入を中止した理由として、フォアモストブランドの低温殺菌牛乳は、マーケティング戦略の変更に起因していると思われます。 UHT牛乳の生産はフォアモスト牛乳が得意であるが低温殺菌牛乳の製造を中止することにました。
これは、生産コストの上昇に合わせ、販売手数料もかかるためと思われます。
しかし、現在、生産停止や組合への納入について届け出をしている事業者がいないのが現状です