師走

早いものでもう12月。

オールパタヤのお隣のCentral Festivalには大きなクリスマスツリーが出現しました。

この時期、日本はお歳暮のシーズンですが、タイのデパートにもの写真のようなお歳暮コーナーが設けられています。

さて、この1年を振り返りますと、“コロナに始まりコロナに終わる”の一言でしょうか。

今年の1月にはすでに中国に駐在されている日本人の方々のご家族(奥様・お子様)がタイへ避難され始めていました。続く2月、3月はキャンセルの嵐。

そして、3月の下旬にはオールパタヤも基本的に在宅ワーク、ご予約を頂いた日のみ事務所を開けるようになりました。

5月になり事務所は再びオープン致しましたが、お隣のCentral Festivalを始めショッピングモール、レストラン、Barは閉鎖状態。夜間の外出禁止に加えダメ押しに、なんとアルコール類の販売まで禁止という前代未聞の厳しい措置が取られました。開いているお店は、スーパーやコンビニのみという凄まじい状況(もちろん酒類の販売は無し)。

6月に入ってショッピングモール、レストランが順次開店。しかし、レストラン内での飲酒は引き続き厳禁。やっと、レストラン内でもアルコール類を楽しめるようになったのは7月以降でした。

一般庶民の生活はほぼ正常に戻りましたが、厳しい入国規制により観光地は大打撃。Go Go Bar、Bar Beer、マッサージ店は閉店が続出。ふと見ると、昨日まで営業していたお店に“Sale or Rent”の札が下がっている光景にしばしば出くわしました。

10月下旬以降、少しずつ海外から観光客を受け入れていますが、ASQで14日間の隔離という高い高いハードルがあり、目下のところ干天に慈雨には程遠い状況です。

前回の“とっちゃんtv”で『14日間の隔離が長すぎる』、『せめて1週間にならないのか』、といったことが話題になっていましたが、国内感染者数がほぼゼロ行進のタイから見ると、東京だけで毎日500人前後が新たに感染という状況はとても信じがたい、受け入れがたいものと思います。

日本国内のコロナ感染者数が減らない限り、隔離期間の短縮は難しいのではと思います、残念ながら。

ある日本人駐在の方から伺った話ですが、日本では空港に到着した時『家族が迎えに来ている』と嘘の申告をして隔離から逃れる方がおられるとか。気持ちは分かりますが、このような抜け道があったのでは感染者数が増加する、一向に減らないのもうなずけます。

英国では来週からワクチン接種が始まるようです。これを境に、全世界的にコロナ騒動が収束に向かうことを願って止みません。