『7月のパタヤ』

7月は上旬と下旬に連休があり、パタヤはバンコクやシラチャからの人出が見込まれます。

上旬の様子を見ますと、Central Festivalではやはりご家族連れが目につきました。もっともマイカーで来られる方が多いので、子猫カフエの前の通りは相変わらず閑散としています。

ただ、有り難いことに、最近はタイ在住の日本人の方からタイ国内旅行に関するお問合せや送迎のご予約が少しずつ入るようになりました。

 

さて観光立国のタイにとって、今回の緊急事態宣言に伴う外国人の入国規制は大変大きな打撃となりました。タイ国政府は、ほぼ2週間おきにタイ国内の状況を見極めながら緊急事態宣言に伴って施行された規制を慎重に解除してきました。その甲斐あって、タイ国内感染者は“ゼロ行進”です。

そして、外国人の入国に関しては、やっと7月よりWork Permitを所持している方から優先的に入国を認めるに至りました。

ただ、在日タイ大使館でタイ入国許可証を取得する以外に、医療保険への加入、健康診断書、PCR検査証明書、その他の書類の準備が必要です(必要書類に関しましては必ず大使館でご確認下さい)。

また、在日タイ大使館も予約制になっており、アポイントメントがなかなか取れないという声も聞かれ、まだまだ日本人のタイへの入国は厳しいものがあるようです(現在、タイへの入国希望者は約2万人程度という情報も有ります)。

その一方、タイ政府は並行して一般旅行者の入国を何段階かに分けて認めることも検討しているようです。もっとも、詳細に関しましては様々な情報が錯綜しており、正式発表を待つばかりです。

 

ところで、皆様ご存知のように、今月から風俗営業も再開となりました。以前お話し致しましたように、再開にあたりかなり厳しい順守事項が定められていました。しかし、Soi Buakhaoを見る限りBar Beerで働いている女の子はあまりマスクを着用しておらず、Social Distanceを保つどころか濃厚接触に近い状態での営業となっていました。まあ、致し方の無いこととは思いますが。

 

このようなBar Beerの状況に関しましては賛否両論があるかと思いますが、Bar Beerはパタヤに無くてはならないものの一つであることには間違いありません。無責任な言い方になってしまいますが、間違っても二次感染を発生させないよう気を付けて頂きたいものです。

そして、何よりも日本国内での感染が広がらないよう、一日も早くタイ同様に国内感染の“ゼロ行進”が実現して欲しいものです、”日本人の入国禁止”という事態になりかねませんので。